王星の雑記帳

その日起ったこと、思ったことなどを気まぐれに綴る雑記。更新は不定期。

小説風 本と炎と水

 僕は木造の家の中にいた。家というよりも、大きな小屋のようなものだ。その家の中には、本が一杯あった。どうやらそこは、僕の見知った家であるらしい。自分の家とはまた違ったようだが、家族所有の倉庫だったのかもしれない。とにかく本だらけだった。
 僕はそこで、本を燃やそうとしていた。家の中で、だ。親に頼まれたらしい。首尾よく火をつけ、本を燃やし始めた。1室ごと。
 僕は外に出た。外から見る家は、やはり大きな小屋。向って左の方には、岩肌が目立つ山がある。右には木が何本か繁っている。
 「上手く燃やさないと、他まで燃えるわよ」
 振り向いたら姉がいた。
 「大丈夫だよ、問題ないって」
 へらへら笑いながら、僕は応えた。
 「ちょっと・・・屋根燃えてるじゃない」
 先程となんら変わらない口調で姉が言った。家を見ると、屋根から火が出ていた。
 『うわっ、まっず』
 心うちで思っている間に、火は家を包み大きな炎となった。家だけでは飽きたらず、炎は山に点々と生える木に次々と燃え移っていった。右側の木にも燃え移り、炎は急速に領土を広げていった。
 僕はあたふたしていた。姉がどうすんのよとかなんとか、相変わらずの口調で言っている。僕はどうしていいか解らず走った。異国の坊さんみたいな人が、お祈りの儀式みたいなことをしていた。その人に炎が迫った。坊さんは気づいていないのか、逃げようとしなかった。僕は危ないと叫んだ、つもりだったが声は小さい。目の端に他の坊さんを見つけ、その人が助けるかと思ったがただ普通に歩いていた。祈っている坊さんを確認することなく、僕はまた走った。
 人が何人かいた。消防団のような車が走っていたが、炎に気づいていたはずなのに何処かに行ってしまった。
 結構な距離を走り、僕はまた家へと戻った。姉はいなかった。家は燃え尽き瓦礫となっていた。
 僕はまた走った。先程から走っているが、別に逃げようというわけではなかった。ただどうしていいか解らなかった。
 公園みたいなところに着いた。家からはそう遠くない。大きな池(湖だろうか?)があった。僕はそこに飛び込まなきゃいけない。何故かそんな気がした。人がいる。人がいないようなところを探す。人が少し離れたところにいるが、飛び込めそうなとこがあった。
 飛び込む前、誰も助けてくれません!という注意書きと溺れている人のイラストが書いてある看板がちらりと目に入った。それでも僕は飛び込んだ。
 苦しくなることもなく、僕は暗い水の中に沈んでいった。


*この記事は『小説風』に書いています。

ちょっと長いですねw昨日(今日?)見た夢の話。記憶が曖昧なところがあるので、脚色してますが。夢を覚えているのは珍しい。
そしてこの後、別の夢を見ました。そこでもまた本に囲まれてました。その夢はちょっと明るい雰囲気。途中で母の電話で起こされたので、一部しか覚えてません。
今月はまだ、1冊も読み終えてないからな・・・。
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